整形外科

整形外科

整形外科は上肢(うで)、下肢(あし)、脊椎など、運動器の痛みや機能障害の治療を行う診療科です。

高齢化社会になり、この運動器の病気が増加しています。

これは、高齢になると骨が(もろ)くなって骨折しやすくなり(骨粗鬆(こつそそう)症)、軟骨がすり減って痛みが生じやすくなる(変形性関節症)ためです。

また、スポーツが盛んになり、スポーツによる運動器の障害も増加しています。これらの病気を治療するのが、整形外科です。

整形外科全般の診療を行いますが、特に膝関節や股関節などの下肢の病気を専門としています。

現在、最も患者さんの数が多いのが変形性関節症で、内服薬、外用薬、関節注射、リハビリテーションなどを行っています。

できるだけ痛みが少なく日常生活を送って頂くことを目標にしています。重症の患者さんで人工関節置換術などの手術が必要な場合は、適切な病院を紹介いたします。

週1~2回の外来診療のみですので、入院を希望される方や、外傷など連続した治療が必要な方は、常勤の整形外科医のいる他病院の受診をお勧めします。歩くと膝が痛い、いつも腰が重いなど、日常生活で困っていらっしゃる患者さんは、一度相談に来てください。

それぞれの生活スタイルに合った、最も適切な治療方法を一緒に考えていきたいと思います。