５月１６日（水）から７月２５日（水）まで、当院の岸川雄介副院長が地域福祉スタッフのための「認

知症講座」を、６回の連続講座で開催いたします。

　昨日の第１回は、「認知症とは」というテーマで、脳の機能障害によって発症し障害を抱えて生き

ている事、認知症の診断基準のポイント、生活場面で現れ環境により症状が変化する事を詳しく

説明され、介護者なしには生活出来ない事、脳の働きが全身に影響する為身体合併症の無い人

は少ない事、後半は、認知症への取り組みについて、認知症疾患の早期発見と予防、認知症の

方のケア・治療、介護者に必要なサポート、そして、最後に認知症疾患の終末期医療では、尊厳

の生死、告知と自己決定、介護者側の受容についての説明で講座は終了しました。

　質疑応答も活発に行なわれ、参加された地域の医療スタッフの方々の日頃の分からない事等が

数多く寄せられました。　

　今回は、２５０名の方々が、参加され、毎回、２００名以上の参加を予定しています。

 次回も、皆様の参加をお待ちしています。